むかしの課題
:2005年03月

2005年03月30日

アップルサポートとの死闘part6

[ 買い物の原則 ]

前回のサポートの回答でずいぶんアタマにきたもんで、20日に、土日も電話受付をしている「社団法人 全国消費生活相談員協会」さんに電話をする。夕方近くにやっとつながって、経緯を説明すると、「それはちゃんと抗議した方がいい」というアドバイス。直接電話で言うよりも、地元の消費生活センターなどに間に入ってもらうのがいいでしょう、と。

相談員協会さんでも対応してくれるそうですが、毎日担当者がいるわけではないので自治体の窓口に相談した方が早いそうです。

なので、22日に地元の消費生活センターに電話。(連絡先のリストは国民生活センターのサイトを参照)

これこれこういうわけで、困っているのですと伝えると、「それはもう債務不履行(対価を受け取っているのに、それに対する商品・サービスを提供していない)ですから、いま話していただいたような経緯を文書にしてアップルに送るべきです」

教えてもらったハウツーは以下の通り。

  • 紙の文書にする
    電話では言った言わないの話になる。
  • 文書はサポートではなく、本社代表者あてにする
    サポートはアウトソース会社のアルバイトだったりするので、できるだけ上流に伝えるようにする。
  • 送付する内容は簡潔に
    経緯の説明と要求の内容のみ。余計なことは書かず、要件だけを書けばよい。
  • 郵送する際は配達記録や書留などにする。
    相手に届いていることが確認できる手段をとる。

これに従って、以下のような内容の手紙を書きました。

2005年3月22日
アップルコンピュータ株式会社 代表者様

前略

御社のサポートについての要望と、初期不良機器の交換についてのお願いです。

先日御社の商品(PowerBookG4 M9676J/A)を購入したところ、残念ながら初期不良品で、サポートを通じて修理をお願いしました。しかし御社(および代理店)では「新しすぎて修理不可能」とのことで、別の新品との交換という対応をしていただくことになりました。 ところが、市場には十分に供給されているように見える商品が「届かない」とのことで、購入後1ヶ月経過した現在でも代替品を提供していただいておりません。(経緯については別紙をご参照ください)

市場に出した商品を「新しすぎて修理できない」というのが御社の製品提供のポリシーなのであれば、せめて、それによって新機種を使えないでいるユーザーへの交換品は事前に十分な数を手当てしておくべきではないでしょうか。

実質1ヶ月間の債務不履行(完動品の提供が行われていない、という意味で)状態であることをご考慮いただいた上で、サポート体制の改善(もしく改善しない理由)の報告と、一刻も早い代替機の提供を強く希望します。誠意あるご回答お待ち申し上げております。

草々

住所・氏名・電話番号

※別紙には時系列でこちらの行動とサポートからの反応を書きました。

この日、サポートからの連絡(留守電)もあって、内容は「やはり入荷時期ははっきりいつとは申し上げられない」「故障機を修理受付にまわすことは可能」とのこと。とりあえず文書を送って反応を見ることにする。

手紙自体は23日には初台のアップルコンピュータには届いたようです。そこからどう情報が駆けめぐったかわかりませんが、28日にアップルから私のPHSに電話が来ました。市外局番06の、おそらくはトランスコスモスさんのコールセンターではないかという番号からのコール。その日は取れなかったのですが(留守電が入っていました)、翌日また同じ電話番号からかかってきました。

28日に代替機を発送したという連絡と、長期間代替機の手配ができなかったことへの謝罪をしていただきました。上の手紙でそれぞれ要求したことへの答えですね。

「サポートの方に『品物がない』って言われたんですけど、結局どういうことだったんですか?ホントに品切れだったんですか?」「いえ、私どものプロセスに至らないところがあったのが原因であり、今後はこのようなことが起こらないよう、プロセスを改善します」とのこと。

「初期不良はどうしようもないと思うんです。それより利用者からしたら使えないことが何より困るので、そこを埋め合わせる制度は作れないんですかね?」と聞くと、「保証はあくまで製品に対する保証なので、使えない期間に関する補償はできかねます」つまり前回書いたような「修理期間10年」もオッケーってこと?「通常は1週間程度でお返しできるようにしておりまして、今回はこのようなことになってしまいましたが、今後は改善してまいります」

「こちらも文書で送らせていただいたので、ご回答は文書でいただけませんか?」と聞いたら「そのようなことはしておりませんので」とのこと。

相手もアウトソースの方っぽいし、自分も仕事中だったのでこの辺で会話終了。

抗議したおかげで手紙到着後3営業日での発送になったのか、抗議しなくても28日発送だったのかこちらではわかりませんが(私の感覚では前者ですが)、とりあえず、文書での抗議がそれなりに効力がありそうであることはわかりました。あまり同じ状況にはなりたくないとは思いますが、皆さんの参考になれば幸い。


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2005年03月27日

談話室「滝沢」閉店を惜しむ会

[ おいしい生活 ]

始めてその名前を知ったのはたしか90年代の始め、フジテレビの『北野ファンクラブ』の中で、たけしさんと高田文夫センセーが「滝沢のガラナ」の話をしていた時だったかな。喫茶店の店内に「鹿おどしがある」とか「鯉が泳いでる」とかいう話で、当時学生だった私は「そんなバカな」と思ってたんです。

ところが社会人になってから行ってみると、それがホントの話だったんですな。店の中に川が流れていて、ニシキゴイが泳いでる。飲み物が1杯1,000円。ファックスやコピーが置いてあって、電話で呼び出しもしてくれる。平日の昼間だとなにやら業界めいた人たちが打ち合わせをしていたりして、いかにも「古き良き喫茶店」のイメージ。

独身時代(3〜4年前)、カミさんと新宿店に良く行ったんです(池袋やお茶の水にもあるけど行ったことはない)。ケーキセット(1,100円)だけ頼んで、あとは何時間居座ってもイヤな顔をされないんです。ウェイトレスさんがすごい、というのも有名ですね。注文を聞く時、決してその場ではメモ(伝票)を取らない。一度伝えるだけで憶えてしまうのでいつも感心してました。注文した記憶がないので、その当時はもうガラナはなかったんじゃないかな。

雑誌をパラパラめくっていたら、「滝沢が閉店」という記事が目に入ってきました。この3月31日で全店閉店だとか。

消えゆく老舗、喫茶店「談話室滝沢」が歴史に幕[yomiuri.co.jp]

読売新聞の記事です。「社員ウェイトレスになる人材がいない」ですか。

ひとあし早く、新宿西口の地下のお店がなくなっていたんで、なんとなく縮小方向なのかなという予感はあったんですが、一気に全店閉店とは。

「これはいかん。もう一度行かなくては」とカミさんを誘って行ってきました。新宿東口の地下。

鹿おどし

階段を降りていくと、鹿おどし。

張り紙

入り口には閉店を告げるこんな張り紙。悲しくなってきますねえ。

川を渡って席まで案内されます(近くに他のお客さんがいたので写真は撮りませんでした。「世の中ナナメに見ながら茫漠と生きる女」さんのエントリーに写真あります)。店内は意外と混んでいました。やはり名残を惜しむお客さんが集まってるんでしょうか。店内には水の流れる音。このノイズが適度に会話を隠してくれます。

お冷とお手ふき

お冷とお手ふき。お手ふきはちょっと大きめでリッチ感あるかも。

ドリンクメニュー

これがメニュー。以前はもっと種類あったような気がしますけど、気のせいですかね。

サイドメニュー

サイドメニュー類。結局右側のサンデーとかヨーグルトの類は食べなかったなあ。

ウインナーコーヒーと大納言抹茶ケーキ

「いままでに頼んだことのないものを頼んでおこう」ということで、私はウインナーコーヒーと大納言抹茶ケーキ。

大納言抹茶ケーキ

大納言抹茶ケーキ。わりと新しいメニューじゃないかと思うんですがいかがでしょう。

マフィンとスイートポテト

カミさんはホット抹茶ミルクとマフィン&スイートポテトのセット。これがマフィンとスイートポテト。温かい状態で運ばれてきます。

抹茶ミルクと甘納豆

抹茶ミルクには甘納豆が付きます。

別にその、「お持ち帰りしても食べたい」というものではないです。この風情を楽しんでいただきたい。

一方でファーストフード店を巻き込んだ価格競争があり、一方でシアトル流だったり「スイーツ」にこだわったカフェが流行する中で、70年代的な喫茶店が生き残るのは難しいだろうとは思うんですが、これだけ個性を持ったお店なんですから、レトロ趣味の対象としてもう一度くらい注目されて良かったんじゃないかなあ、などと思うわけです。

滝沢グッズ

マッチとコースター、砂糖(フォントがセリフ&明朝系なのがたまらない)の滝沢グッズセットをおみやげに。

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2005年03月26日

六花亭の「おふたりで」

[ おいしい生活 ]

北海道旅行に行かれた方からいただいた六花亭[rokkatei.co.jp]の「おふたりで」。パッケージの文字は「にんげんだもの」相田みつを氏によるものだとか。

おふたりで

なんで「おふたりで」というネーミングなのか。そんなこと言われたらどうしたってふたつに割って分け合って食べちゃうじゃないですか。

はい、ふたつ。

2分割の図

・・・カミさんがこちらをニラんでいるので再度分割。

断面

抹茶のダックワースで、抹茶&小豆の餡をはさんであります。ただ原材料に「クロレラ色素」と書いてあったりするように、色ははっきりしてますがそんなに抹茶の味は感じません。抹茶のダックワースというとKIHACHI[kihachi.co.jp]のもありますけど、あそこまで「洋菓子」にはなってない、あっさり味です。

味の素の容器の穴を大きくしたら売り上げが増えたとか、この間書いた『エスキモーに氷を売る』の「いつものお客にもうちょっと多く売る」みたいな考えでいけば、「おふたりで」って名前はいかがなものかと。どうせなら「ひとりでふたつ」とか「イッキ食い」もしくは「1日1ダース」という名前の方が売れるんじゃないか。

と、考えて気がついた。これ、おみやげ品だから、職場や学校でひとつずつ配られることが多いわけですよね。だとしたら、「ひとりでふたつ」じゃ買う人にプレッシャーになっちゃうから、なかなかあり得ないですわな。

一方で、それをおげとして受け取った方は「おふたりで」と言われたらそれを分割して食べることになる(うちみたいにね)。すなわち、10個入りパックが売れたら、最大20人がそれを口にすることになる。

そしてそこからクチコミが始まる。変わったネーミング、相田氏のネームバリュー、個性的な商品特性(ただし、おみやげ物だから決して「個性的な味」ではいけないことに注意)であることなど、クチコミにつながる要素は充分。

そう考えると、クチコミの母数が2倍というのはものすごいことですよね。なんと素晴らしいネーミング戦略。恐るべし六花亭マーケティング。

よっしゃ、いまおみやげ物の企画・開発をしている人はすぐ「ご家族で」「町内で」「全人類で」というネーミングで商標登録するべし!

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2005年03月24日

ハーゲンダッツの新味・抹茶黒みつ

[ おいしい生活 ]

恒例の甘味ネタです(^_^;)。

先日出たばかりの新作であります。ハーゲンダッツのクリスピーサンド「抹茶黒みつ」。

外箱

当たり前ですが箱は他の製品とそう変わりません。

外観

封を開けると黒みつの香り。すさまじい香料パワー

断面

ひと口かじると抹茶アイスが登場。すこし溶けかかっているくらいがおいしいんですよね。「黒みつ」がどういう形で入っているのかが興味深いところだったんですが、まわりのパリッとしたコーティング部分が黒みつ味で、別に黒みつ自体が入っているわけではありませんでした。

能書き

あ、失礼。「コーチング」でしたか。


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2005年03月22日

価格.comは囲い込む。ユニクロはKISSする。

[ メディアを考える ]

なんでそうみんな囲い込もうとするのかと。

カカクコム、「価格.com ID」導入でユーザー囲い込み

CNETの記事です。メールアドレスやパスワード、性別、郵便番号、生年月日といった個人情報を登録して無料で発行される価格.com IDを登録することで、カスタマイズされた情報が手に入る・・・と。

たとえばアマゾンとかでメールアドレスと名前・住所・カード情報を登録するのは、それが購買に必要だからですよね。いま価格.comが上記のような情報を集めようというのは、あからさまに「マーケティング情報を集めて企業に売りたいから」という話だと思うんですが、いかがでしょう? ホントに利用者の利便性を考えてのことなのだろうか?
(参考:価格.comのリリース[kakaku.com])

話は飛びますが、昨日ユニクロに行ってきました。相変わらず混んでましたが、Tシャツやなんかあれこれ買っても5,000円。

以前ユニクロって会員カードありましたよね? お買いあげ金額の何パーセントだかがポイントで貯まるという。でも2002年9月にその制度がなくなって[uniqlo.co.jp]、いまでは表示価格どおりにその場でニコニコ現金払い。

ポイントサービスってのも囲い込みの手段です。家電量販店のポイントカードはもちろん、コーヒーチェーンのスタンプもその一種だし、デパートのカードなんかもそう。こういうサービス(?)には

  • 次回の来店に結びつく
  • 実際の金額をわかりにくくさせるので、価格比較の意欲を下げる
  • ポイントが使われるのは購買の後だから、その場で値引きするより金利分だけ店が得をする
  • 使わないで終わってしまうポイントは店側の丸儲け
  • 換金/利用額に最低金額を定めることで「あとひとつでコーヒー杯タダ」とか「あといくら使えば商品券がもらえる」と余計な購買を誘える
  • 登録時に個人情報を取ることで、購買行動と結びついたマーケティング情報が手に入る

といったメリットがあって、それが有効だからこそ各店がこぞって採用し、私たちの財布はメンバーズカードでパンパンになっているわけです。

ところがユニクロはそれを止めたわけですよ。と、いうことは上のようなメリットよりも

  • 店員の稼働が余計にかかる
  • システム投資が必要
  • 個人情報の管理が大変
  • 「カード忘れたから今度にしよう」と客を逃す
  • 客の稼働もかかり、「煩わしさ」というイメージがついてまわる

といったデメリットのほうを重く見た、ということなんでしょう。

おそらくポイントカード制がうまくいく店(ブランド)とうまくいかない店ってのがあるんでしょうね。

そもそもユニクロは「あれもこれも定価の○%引き!」というような商売ではなく「エブリディロープライス」的な、いつ行っても安いお店ですよね。店舗の作りも倉庫のように衣料をどーんと積んで、勝手にカゴに入れてレジに持って行ってください、という飾り気のないスタイル。

そしてなにより品質が確か(一時期なんとなく安物イメージもありましたけど)。あまり表面的な流行やデザインを追わず、基本的には投資の世界の人が言う「KISS(Keep It Simple, Stupid!)」みたいなポリシーじゃないですか。「要は商品力なんだよ!」という感じで迷いを感じません。

ユニクロは゛廃止″マツキヨは売り上げ増、航空会社は過熱のマイレージ…の舞台裏

上のYomiuri Weeklyの記事の中で、ユニクロの中の人が「うちのような単一ブランドを扱う店は、カードポイントが強い来店動機にはなっていません」と言っていますが、単一ブランドであることが重要なのではなく、ブランドへの信頼感がちまちました価格比較を超えているということが重要なんだと思います。

「余計なこと考えたくない。とりあえず安くて新しいTシャツ欲しい。・・・あ、こんなところにユニクロが」という人のためのお店なワケでしょう。とりあえずユニクロ行けば安くて品質のいいモノがある。雑誌や評論家の能書きなしでお金が出せる。という風に顧客の頭の中で定番化しているからこそ、「囲い込みなんていらない」という戦略が取れる。

そう考えると、家電量販店の店頭で、財布の中にその店のカードがあるかどうかを確かめながら、「まずこれを買って○ポイントだろ、そのポイントであの付属品が買えるから・・・待てよ、アマゾンでもっと安くなかったっけこれ?」みたいなことで延々悩んでいるのはすごくカッコ悪いことに思えてきた。もっと簡単に、オンリーワンかつリーズナブル(に思える)な製品だけが並んでいて、「これ買っておけばOK!」みたいな店が増えないものか。「別館」の「いいものをすこしだけ」コンセプトの延長はそこに行き着くんですが・・・。

さて、「とりあえずそこに行けば相場がわかる」というわかりやすさのあった価格.comが、今回のニュースで「たくさんのブランドの商品情報を並べた情報量販店。機能もたくさん、あれやこれや。ついでにマーケティングにも手を出します」になりそうな予感。せめて量販店同様「会員にはもれなくポイントバック!」とかやらないと納得してもらえないと思うんだけどなあ。

こういう意見は今後続出するだろうと思いますが、それでも価格.comが囲い込みに走っているということは、

  • 価格.comは自分のポジションをわかっていない
  • 価格.com自身は、自分をオンリーワンブランドだとは考えていない

のどちらかですね。

Froogleや、MSの新サービス[japan.internet.com]が気になるのかな・・・。


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2005年03月21日

ショッピングサイト「まんぼうライフ別館」公開しました

[ 買い物の原則 , 金持ちマンボウへの道 ]

まんぼうライフ別館 一時期アフィリエイトの話しましたけど、ためしにAmazon.co.jp中心に「いいものをすこしだけ」紹介する通販サイト「まんぼうライフ別館」を作ってみました。現在40品目弱。全体で150品目くらいで落ち着くと思います。

ショッピングサイトというより、「アマゾンの最安値宣言を検証するサイト」になっている感じがしますが、それはそれで面白いでしょう。

で、おひまな方は各紹介ページにある楽天やベストプライスの価格比較ページで価格チェックお願いします。ルクルーゼのホーロー鍋あたりはやはり競争が激しいらしく、アマゾンが「=ロープライス」と言っているにもかかわらずそれより安い商品が売っていたりします。流通経路の違いが判断に迷うところですが・・・。

これでアマゾンがさらに頑張った値付けをしてくれるとうれしいんですが、逆にひっそりと「ロープライス」の看板を外していくようならションボリです(実際、エレクトロニクスコーナーでは宣言しなくなりました)。期待してますよアマゾンさん!


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2005年03月20日

アップルサポートとの死闘part5

[ 買い物の原則 ]

前回からまた1週間。えー、まだです。まだ新品は手元にありません。書いててイライラしてしょうがないんですが記録しておきます。

サポートに電話。どうなっておるのですかと。

「まだ交換用の商品がこちらに届いておりません」

「『まだ』って、先週電話した時には『週明けには』って言われましたよ」

「それが確認しましたところまだこちらに届いていない状況で」

「いつ届くんですか」

「いつとははっきり申し上げられない状況で・・・」

「んー、じゃ、もういいですから返金してもらえません? お店行って同じの買ってきますよ。それでも結局一緒なんでしょ?」

「返金はできないことになっております。こちらに商品が届き次第、動作確認の上お送りしますので」

2005年3月20日のアップルストアの状況「っていうか『届かない』ってどういうこと? アップルストアで『1-3営業日で出荷』って言ってるじゃない。先週営業日は5日あったでしょ?」

「いえ、アップルストアの商品はまた型番が違いますので」

「ん? 言ってる意味がよくわからないんですけど」

「いえ、アップルストアで売っている商品と、お客さまがお店で買われるものでは型番が違うんです」

「いや、そんなことはどうでもよくて。・・・・いや、大事なことだったにしても、それはそっちの都合じゃないですか。こっちは同じ構成の機械が手に入ればそれでいいんです」

「・・・」

「型番なんか違ってていいですから。わたし特に変な構成で買ったワケじゃないんで、ごく一般的な構成のやつを送ってくれればいいんです」

「そうなりますとお客さまの商品とはシステム上別の商品になりますので・・・」

2005年3月20日のAmazon.co.jpの状況「いや、だから型番云々はそちらの都合でしょ? システムがそうなんだったら、そのシステム外して、アップルストアでも量販店でもどこでも調達して送ってくださいよ。いま本人が『型番なんかどうでもいい』って言ってるんですから」

「それはシステム上できないことになってまして・・・・」

「それは要するに、明日買うかあさって買うかわからない客のための在庫はあっても、既存顧客の初期不良交換は1ヶ月待たせても良いと、そういうことですよね? おかしくないですか?」

「いえ、お客さまからこちらに届いたのは3月の・・・」

「それだって最初そちらに『クイックガレージの方が早い』って言われてそうなってるんじゃないですか。最初に連絡したのは2月の下旬(2月24日)でしょ。もうほとんど1ヶ月ですよね。みんなこんなに待つんですか」

「いえ、通常修理の場合数日で・・・」

「その修理ができないんですよね?『新しすぎるから』とかいうよくわからない理由で」

「いえ、現在は修理可能になっておりますのでご希望であればそちらでもできますが」

「どちらが早いんですか?」

「えーっとですね、現在検証チームのところにあるものを修理チームに送って、それが戻ってきて・・・・」

実際は延々30分以上訳のわからない会話が続いてるんですが、要するに

  • アップルの新製品の修理体制は発売後1ヶ月以上しないと立ち上がらない
  • 金をこれから払う客は神様、すでに払った客はゴミ

メーカーで働いた経験はないですけれど、メーカーのサポートってこんなものなのか知らん?

さて、ここでふと思ったんですが、製品保証書に「対応時間」という項目がないのはまずいんじゃないだろうか。保証書には「保証期間内に故障した場合、無料で故障修理します」とは書いてありますが、「いつまでにサービス復帰します」とは書いていないんですよね。

法人向けサービス、特にサーバや通信機器、通信回線であればSLA(Service Level Agreement)などといって「何日以内に代替機を用意します」とか「何時間以内に復旧します」という項目が契約に入りますが、普通の電気製品だとそんなのないですよね。

つまり、きょう故障修理の受付をして、修理が終わるのは10年後、というのも言葉上はあり得るわけですよね。実際目の前で「(品物は市場にあるのに)アナタ向けの品物は届かないので交換できません」という状況にあっているのですごく心配になってきた。

参考になる判例とか条例、行政指導の類を知ってる方いらっしゃったら教えてください。

Appleのサポートに不満・疑問を持たれている方々のBlog


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2005年03月19日

リベンジ! See's CANDIESのチョコレート再評価

[ おいしい生活 ]

前回あまり高い評価を得られなかったSee's CANDIESのチョコレートですが、「キャラメル系を食べずにSee'sを語るなかれ」という意見が20代から60代のいずれも女性から寄せられたので、再度挑戦です。

See'sのチョコレートと

今回はこの4つ。左上から時計回りにダークチョコレートチップトリフ、キャラメル、ミルクバタークリーム、ピーナッツバターパティーズ。

キャラメル断面

話題のキャラメル。名前のまんま、ピーナツ入りのキャラメルが入っています。口の中でかなり長持ちします。もぐもぐやっている数分間、無言になる(^_^;)。味もボリュームがあって、いかにもアメリカの甘いもの、という感じ。

ダークチョコレートチップトリフ断面

続いてダークチョコレートチップトリフ。これもイケます。中のチョコクリームが舌触り滑らかで、溶け具合がなんとも。

ミルクバタークリームとピーナッツバターパティーズ

そしてミルクバタークリームと前回も買ったピーナッツバターパティーズ。

けっこう良いではないですか。

結論ですが、あまり奇をてらったというか、フルーツ系の珍しげなものではなく、ハーシーズなんかでも定番のピーナツ・キャラメルを中心に選んでいけば、「おお、アメリカ」という感じで楽しめます。正確に言うと、「日本人の持つアメリカのイメージの味」ですね。たぶんアメリカ人は、前回紹介したような味のものも、バクバク食べるんだと思う。

ただ何にしろ、値段の高いのはどうにかならんですかね?


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2005年03月17日

ライブドア「シナジー」の正体(3)

[ メディアを考える ]

またまた前回からの続きです。

 イ 広告売上げに対する影響
 債務者のカバー人口は約4054万人であり、債務者のコアのファンは約1050万人である。債務者の運営するラジオ番組と債権者のポータルサイトの提携により、債権者の顧客数は3年間で1050万人増加し、その結果として、閲覧数が大幅に増加すると予測される。今回の提携により平成17年の広告収入は約 116億円増加すると見込まれる。ラジオ聴取者をポータルサイトに誘導したことで増加した広告収入の70パーセントを債務者に還元するとともに、ラジオ聴取者からポータルサイトへの会員化誘導に成功した場合にはその件数に応じて債務者に成功報酬(1件あたり1000円)を支払うビジネスモデルを考えているため、平成20年の債務者の広告売上増は279億円、営業利益増は230億円と推定される。(甲29の1)

コアなファンって誰のことよ?
カバー人口約4054万人はほぼ首都圏の人口(平成15年10月1日現在4197万人[npb.go.jp])に等しいですね。で、その4人に1人が「コアなファン」だと。

どういう基準で「コア」と言っているのか。「一度でもニッポン放送を聴いたことがある人」とかじゃないの?

さらに、「1050万人会員が増加」ってことはつまり、現在のコアなニッポン放送リスナーは全員ネットユーザーで、なおかつライブドアを一切使っていないという前提なワケだ。で、その100パーセントがライブドア会員になると。すげー話だな。

平成17年の広告収入は約 116億円増加ですか。これは1242.com上の広告分という意味ですよね? どういう形態の広告を出すかわかりませんけど、単純なバナーで考えると1ページビューの広告価値を0.3円として(=Yahoo! JAPANの広告料金)、年間386億PV=1日1億PV増加。以前読売新聞のネタで紹介したAlexaのトラフィック情報からYahoo! JAPANと比較すると、今年中にYahoo!JAPANの10%、つまりYahoo!メール(推計1.2億PV/日)並みの人気サイトになるワケですな。

 ウ 物品販売に対する影響
 ラジオからの顧客誘導により債権者が開設する物品販売サイトの利用者が増加し、これにより取扱高が増加するとともに、債権者が開設する物品販売サイトでの売上高の5パーセントを債務者に還元することにより、平成20年の債務者の売上増は110億円、営業利益増は42億円と予測される。(甲29の1)
 株式会社ポニーキャニオンのCDとDVDの売上高は、590億円程度であるが、ラジオ番組と連携した通信販売を行うことにより、平成17年には10パート程度の売上げ増加が達成できる。(甲29の1)

この文章だと、ニッポン放送がライブドアの通販サイトのアフィリエイトをするように読めますね(主語は債権者の販売サイトだから)。

ニッポン放送の売上増が110億ってことは、1242.comサイト経由の通販売上は2200億。通販市場の規模が、富士経済の予測[nikki.ne.jp]で2003年に2兆8,550億円(TVショッピングだけ取り出すと2003年2,250億円)。平成20年に仮に通販市場全体が3兆を超えていたとしても、その1割近くがニッポン放送発で、2003年のTVショッピング市場規模並みになるということ?

それともサイト経由の売上が110億円ってことかな? それにしても、楽天の2003年の売上高が180億円[cnet.com]であることを考えたら相当な規模ですわね。

 エ 課金サービスに対する影響
 株式会社ポニーキャニオンの映像・音楽ソフトを債権者のインターネット関連技術及びポータルサイトチャネルを利用することにより、多くの消費者に対してインターネットで配信することが可能となり、株式会社ポニーキャニオンの平成20年の売上増は229億円、営業利益増は69億円と推定される。(甲29の1)

CDとDVDの売上が現状590億円。それがが17年には649億円(10%増)、20年には590+229=819億円になるってことか。だいたい10%成長を続けるわけですね。

ポニーキャニオンって、すでに各音楽配信サイトで売ってますよね。それをライブドアのチャネルで売るからって、そんなに成長に貢献するとは思えないんだけどなあ。


以上は裁判所の文章を読んでのツッコミなので、細かい資料全部見ればまた話は違うのかもしれません。また、つっこんでるこちらも曖昧な数値をもとに話を組み立ててます。ただ、堀江氏の言う「シナジー」ってのがどういう前提で語られているのかは少し見えますよね。

注目できるのは唯一「放送(過去のものも含む)のネット配信」のみ。あとはテキトーな前提を元に作った予測。

そもそも「シナジー」なんてものを議論するのが無駄で、ライブドアは単に割安な企業の株を買っただけだ(企業家というよりは投資家として)という意見もあります[blog.goo.ne.jp]。それなら非常に納得なんですが、それはそれで、そのために使ったお金の調達コスト(例の転換社債の問題とか)と、手に入れた資産から上がる利益(ライブドアのサイト自身のトラフィック増も含む)とのバランスがどうなるのか、という説明が必要ですよね。私は株主じゃないんでどうでもいいですけど、結局既存コンテンツのネット上での切り売りとか、固定費(人件費)削減とかで利益を出すしかないような気がするんですけどねえ。

ニッポン放送側の主張はここでは取り上げませんでしたが、こっちも相当な理屈で、すべて「フジサンケイグループを抜けるから取引がなくなって赤字になる」という話になってます。じゃあ、いままですべての取引は価格や品質に関係なく「グループだから」って理由で決裁が下りてたってこと? それって企業としてどうなのよ・・・。

「すべての発言はポジショントークである」ですし、企業法務学習日記さん[blog.goo.ne.jp]がそのあたりを分類してたりします。私の立場を説明しておくと、

  • IT関連株にはほとんど目もくれない、「さわかみ&竹田和平イズム」のプチ投資家である
  • 市場優先主義(経団連の奥田さんとか、木村剛さんとか)に近い考え方である
  • ちなみにニッポン放送リスナーである
  • 昨年末くらいから「最後の規制産業」マスメディアには割安な株があり、さらにリストラで利益を出す余地があると考えていた
  • また、今後景気回復に合わせてマスコミの広告収入は好転すると考えていた(というか各社そういう予測をしてます)
  • 実際に年末から放送株を買い始めていた
  • 先月からのライブドア騒ぎのせいで、ニッポン放送以外の放送株にも軒並み注目が集まり、安値での仕込みが難しくなった

まあ、そういうことで(^_^;)。今後興味があるのは堀江氏の政界進出くらいかな。


クリック募金でちょっといいこと。(クリック募金とは?)

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2005年03月16日

ライブドア「シナジー」の正体(2)

[ メディアを考える ]

前回からの続きです。

(4)以上のようなサービスの向上によって、債務者のポータルサイトの魅力が増して訪問者が増加し、その結果、ラジオ放送自体の聴取率が上昇し、サイトともども広告媒体としての価値が増加して広告収入が増加する。

いまよりサービスがよくなれば訪問者数は増すでしょう。それはわかる。番組とサイトの連動企画を増やせばページビューも増えるでしょう。でもその逆で、聴取率が上がるかどうかなんてわからないんじゃないの? 訪問してくる人は基本的にラジオを聴いている人なワケで、サイトを見ようが見まいが好きな番組を聴くんじゃないだろうか。

ラジオ放送自体の聴取率を上げるためには、既存リスナー1人あたりの聴取時間を増やすか、リスナー自体を増やすかしないといけない。

人がメディアと触れている時間は1日24時間を超えることはないわけで、その限られた時間を各メディアは奪い合っています。ラジオの場合、いまどき、ちゃぶ台に家族全員が集まって聴く、なんていうことはなくて、仕事(お店とか)しながら、勉強しながら、運転しながら聴いていることがほとんどだと思います。

ライブドアが1242.comの運営に関わることで勤務時間や通勤時間が延びるなんてことはおそらくないでしょうから、新規リスナーを獲得したり、既存リスナー1人あたりの聴取時間を増やすには、他のメディアに触れている時間を奪うしかない。

  1. 文字メディアから奪う
    新聞や雑誌を読む代わりに、ラジオを聴く、ということがあり得るか。
    保存できない・持ち運べない・流し読みができないラジオに、速報性と価格以外に優位性はあるか?
  2. 放送メディアから奪う
    速報性と価格という意味ではラジオと同等で、なおかつ動画の表現力を持ったテレビに勝てるか?

    結局テレビとの差である、「ながら」ができること(=目を使わない)以外にラジオの強みってないんじゃないだろうか。
  3. 他局から奪う
    これはすでに行われていることですよね。これは企画勝負であって、誰が経営するかとかWeb媒体を持っているかどうかは直接は関係ない。

    どんなコンテンツをうまく提供できるか。ライブドアが関わったところで、「ホリエモンのオールナイトニッポン」以外の企画があり得ますかね? 話題性による聴取者増加は考えられるけど、それだって短期的な話であって、長期的に聴取者が増える(ラジオを習慣的に聴く人が増える)かどうかはわからない。

    双方向性を生かすといいますけど、現状だってラジオでははがきやメールやファックスで双方向のやりとりしてますよね。livedoor.comで番組宣伝をすれば注目されるかもしれないけれど、それは広告の話(Web広告が安く出せる)であって、「ネットと放送のシナジー」というほどのものかどうか。
  4. 他の媒体に触れながら同時にラジオを聴く人を増やすことはできるか
    テレビとラジオの同時視聴は基本的にあり得ない。野球中継のように、同じコンテンツを同時に流す場合には使えるけれど、CMのタイミングが違ったりするのであまり広まるとは思えない。

    文字メディアとラジオの同時視聴もあり得るけれど、ニッポン放送はトーク(言葉)中心のAMラジオ。頭の中で言葉がぶつかってしまうので、音楽中心のFMに比べるとあまり「ながら」に向かないんですよね。電波の届く範囲が広いという利点はあるんですが。

    ビデオを見ながらラジオもおかしいし、CDを聴きながらラジオもあり得ない。

    ライブドアが関わることで1人あたりの聴取時間を増やすとしたら、(1242.comではなく)livedoor.comにアクセスしたとたんニッポン放送のストリーム流すとかで「ネットしながらラジオ聴く」層を増やすしかないでしょう。

なんにせよラジオ(ゆくゆくはテレビやレコードを考えているんでしょうが)のコンテンツをネットに、という方向でしかシナジーってないんじゃないかなあ。しかもそれが「いまより儲かる」かどうかもよくわからない。Appleは音楽配信で盛り上がってますけど、実際はiPodというハードでもうけてるワケですし。音楽配信に参入する各レーベルも「違法コピーされるよりはマシ」程度の認識のような気がしますし。

さらに続く。

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2005年03月15日

ライブドア「シナジー」の正体(1)

[ メディアを考える ]

ニッポン放送・ライブドアネタに関しては、メディアの論調があまりにバカバカしくて萎えますね。テレビに出てくる評論家も政治家も言ってることがワケわかんない。著名人でまともだったのは経団連の奥田さんのコメント(asahi.comの記事、同じ記事のGoogleキャッシュ)くらいだったんじゃないか。

そんな中、日経のITページに東京地裁の仮処分の内容がアップされていて、けっこうおもしろかったのでちょっとツッコんでみようかと思います。以前書いた「『シナジー』ってなにさ?」って話の続きです。

<11日の東京地裁決定 2>仮処分命令の本文

以下、「債権者=ライブドア」「債務者=ニッポン放送」です。また、全部の資料が見られるわけではないので、本文の断片的な数字から話を進めているところがあります。勘違いもたくさんあると思います。あしからず。

(3) 債権者の主張
 債権者は、債務者が債権者の子会社となった場合、債権者の行っていたインターネットビジネスと融合することにより次のような効果が得られると主張し、後掲の各疎明資料を提出している。

 ア 債務者がインターネットのポータルサイトを自ら運営することになり、(1)ラジオの聴取者を債務者が運営するポータルサイトに誘導して、会員化し、聴取者情報を把握することにより、広告主への訴求力の向上や聴取者にあわせた番組づくりができ、また会員化することによって商品代金の決済に必要な情報を管理することもできるため、代金の決算が簡易になり、商品販売も増加する、

「債務者がインターネットのポータルサイトを自ら運営」ってのがよくわかりませんが、これは要するに1242.comのサイトに会員ログイン機能をつけて、そのバックのシステムはlivedoor.comと同じものを使うということですかね。つまり1242.comのポータル化。ブランド価値からしてlivedoor.comに吸収、という話にはならないでしょう。

で、会員になると1242.comにアクセスしたときにニュースが表示されたり、ギガメーラーやらブログやらが使えるようになる。

ただし、会員からは「聴取者情報を把握」するわけだから、単純にlivedoor.comの会員登録だけでは済まなくて、自己申告で「私はこの番組を聴いています」という項目をデータベースに追加するか、アクセス記録から好みの傾向を取る仕組みを作らないといけない。さらに言うと、そうやって取ったサイト上のユーザ動態が、ラジオの視聴傾向と一致するかどうかをまず検証しないといけない。

そんな「会員」に誰がなるというのか。

現在、ニッポン放送のサービスサイトである1242.comというドメイン名はラジオ番組の中で連呼されていて、ネットにアクセスできる人には番組情報サイトとしてすでに認知されています。そこにさらに「会員になるとWebメールが使えるようになりますよ」と言ったところで何のメリットがあるのだろう。だれがわざわざ個人情報を登録したがるのか。

ちなみに現在livedoorの会員登録に必要な情報は、氏名、性別、生年月日、メールアドレス、郵便番号、業種、職種。さらに後で出てくる「livedoorウォレット」登録にはクレジットカード情報や住所情報も必要になります。ここでライブドアが言っている「会員化」というのはおそらく後者のことです。さて、どうやって会員を増やすか。

(アメ案)
「登録するともれなく番組オリジナルグッズをプレゼント」とか「現金○万円が当たるチャンス」とかいうキャンペーンを実施する。もちろんこのコストは後で出てくる収支計算には入っていないと思うし、これを聞きつけた目ざといlivedoorユーザが、「複数の新規登録→グッズをゲット→オークションへ」を繰り返すような気もする(livedoorIDは複数登録可能です)。

(ムチ案)
本気でやるなら「迷惑メール対策のため1242.comの公開メールアドレスはすべて廃止します。今後番組への投稿はすべてLivedoor会員になってからサイト上のフォームをお使いください」って話にするでしょう。しかしそれで増える会員数と、はがき・FAXが使えなくなって投稿できなくなるリスナーとどちらが多いのか。どちらがコンテンツの価値向上につながるのか。

たしかに会員化がすすめば便利でしょうけれど、その会員化自体が相当大変だと思います。(会員化のとんでもない計画は後で出てきます)

(2)ラジオで紹介した商品を債務者の営むポータルサイトのショッピングサイトで特集し、ラジオでは伝達できない視覚情報も提供することで、商品販売を促進するとともに、聴取者のニーズも捉えられることになるし、販売機会を獲得できる、

視覚情報付きのショッピングサイトは1242.com上にすでにありますね

ページの右上に「会員ログイン」ってのがありますけど、会員化することで決済が楽になるというのもすでにやってます。

いまこれを使っていない人が、わざわざlivedoor会員になってlivedoorウォレットにも登録[wallet.livedoor.com]する理由は何か?

ライブドアがやることで、番組内の通販コーナーでのURL告知回数が増えるとか、ページが使いやすくなるとかはあるでしょう。その結果サイトアクセスという母数自体が増えるとは思います。ですが、アイデア自体に新しいことは何もなし。

(3)リアルタイムの放送を聴取できなかった聴取者に対して、過去の番組を有料でダウンロードする仕組みを債務者が運営するポータルサイトから提供することにより、課金収入を得ることができることはもちろん、ラジオ放送そのものへの聴取者の繋ぎ止め効果や満足度向上に役立つ、

これは注目です。先日書いた「ラジオ番組のダウンロード販売」ですよ。これはやって欲しい。大昔のオールナイトニッポンとかの音源探してきて売れるようになったら欲しがる人はいっぱいいると思う。関東の番組を世界で売ることによる広告価値の増大もあると思う。

・・・ニッチなニーズだと思うけれど(ぼそっ)。

長くなりそうなので次回に続きます


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2005年03月13日

アップルサポートとの死闘part4

[ 買い物の原則 ]

PLUS YUさんで購入したのが2月18日、前回のアップルサポートとの通話が3月5日。その場でピックアップの予約をして、翌日の15時引き取りと決まる。

ところが、だ。

翌日(3月6日)、19時くらいに福山通運から電話。「すいません、いまから伺ってもいいですか?」

「伺ってもいいですかって、こっちはそのつもりで待ってるんですけど」

「申し訳ございません、こちらの不手際でドライバーに連絡が届いておりませんで」

「何でもいいですけど」

「それでですね、ドライバーがふだんは引き取り伝票をお持ちするんですが、いまお近くにいるドライバーがそれを持っておりません」

「はあ」

「それで、恐縮ですが伝票をFAXでお送りしますので、伺ったドライバーにお渡し願えますか?」

電話を切って待っていると長々と複写の分も含めて伝票が届く。1枚1枚に内容物チェックと確認のサインをしないといけない。(下の写真はFAX表紙とお客さま控え)

送られてきたFAX

しばらくしてドライバー氏が到着。曰く、「交換ですから2、3日したら新しいのが届きますよ」

ホントか? と思いながらきょうはもう一週間後の13日。まだ新品は手元にありません。

サポートに問い合わせの電話。

「確認いたしますので2,3分お待ちいただけますか?」

語尾上げで言うな。こっちから問い合わせをしているのだ。「イヤだ」と言えばどうにかなるとでもいうのか。

「お待たせいたしました。森さまのおっしゃる症状がこちらでも確認できましたので、交換となります。それでですね、週明けには代替品がこちらに届きまして、こちらで検証した上でお送りいたします」

「え、新しいのがこっちに届くんじゃないんですか?」

「いえ、今回ご迷惑おかけしましたので、こちらで厳重なチェックをさせていただきます」

「厳重って、ふだんはいい加減にやってるってわけでもないでしょうに」

「ええ、まあ出荷基準というのがございますけど、今回はそれ以上の基準で検査いたします」

・・・つまり、「本体ドライブでのメディアのマウント」という項目はアップルの出荷基準の中には入ってないということですな。

「ってことは、今回の故障は検査するまでもなく『動くのが当然』っていうような、何万分の1の確率の故障だったってこと?」

「はい」

これで次のがまた不良品だったらどうするんだ。「何億分の1の確率で」とでも言うのかしらん?


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2005年03月10日

CAPU「魔法のプリン」

[ おいしい生活 ]

魔法のプリン

たまごの殻に入ったカスタードプリン。「魔法のプリン」ってなにゆえのネーミングかと思いながら、お味は・・・「焼きたべスイーツ」さんでも言われてますが、「普通のプリン」です(^_^;)。

でもまあこの形は面白いですよね。うちにはエッグスタンドがないので、こうやって自分の分を取って・・・と。

ヒーローと魔法のプリン

底にはちゃんとカラメルが入ってます。まあ、「へー」っていいながら食べるものですね。

魔法のプリンの底


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2005年03月09日

ルバーブが食べたくなった

[ ネット回遊 ]
Love of rhubarb wins the day(ルバーブへの愛をつづってコンクールに入賞)

まいどANANOVAネタです。イギリスの8歳の女の子が、英国郵政省が実施した「YOUNG LETTER WRITERS COMPETITION」[royalmailgroup.com]で入賞したというお話。

過去28年にわたって毎年行われてきた「手紙を書きましょう」キャンペーンみたいなものだそうで、今年のお題は「自分の一番のヒーローへの手紙」。Ursula Groverちゃんが書いたのは「ルバーブ・クランブル(rhubarb crumble)を発明した人へ」。

「ヒーローと聞いて最初に考えたのがあなたのことでした。おかしいと思うかもしれませんが、あんなほっぺたが落ちるくらいおいしいレシピを考えるなんて天才だと思います。うちでは毎週日曜日にルバーブ・クランブルを作っています。だって大好きなんですもん」

入賞賞金は、家族旅行に100ポンド(2万円くらい)、さらに学校に500ポンド(Amazonで本が買える権利・・・アマゾンギフト券[amazon.co.jp]のことかな)だそうです。

ルバーブなんて日本ではほとんど知られてないと思いますが、3年前の夏、アイルランドを旅行したときに、B&Bの奥さまがルバーブのデザートを作ってくれました。

アラン島で食べたルバーブの冷たいデザート

向こうでは普通のスーパーとかでも、ルバーブのジャムやヨーグルトを売ってますね。日本語で言うと、食用の「ダイオウ(大黄)」。便秘に効果のあるハーブ[wellba.com]だとか。

で、そのUrsulaちゃんが絶賛したルバーブ・クランブル、makiさんのブログ「I was really very hungry」[maki.typepad.com]においしそうな写真とレシピが載ってます。

ルバーブの茎を切ってパイ皿に入れて、上から小麦粉と砂糖をバターで練った生地をのっけてオーブンで焼くだけ、と非常にシンプル。どこかでルバーブの茎売ってませんかね。

5月になれば生ルバーブが2kgで945円(送料別)[rakuten.co.jp]。商社出し価格で10トン9000円[pref.hokkaido.jp]。自分で育てる[biglobe.ne.jp/~sakai/]っていう方法もあるけど、東京のマンション住まいじゃ無理かなあ。


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2005年03月08日

ベンタ・エアウォッシャーのハイジェン液を買ってみた

[ 買い物の原則 ]

ハイジェン液の外箱前回の掃除でもともと付属していたハイジェン液がなくなったので、楽天で安値をさがしてCityGasさんで500ml入りボトル買いました。税別・送料込みで4,300円(税込みで4,515円)と、けっこうな値段がします。

2週間に1回水の入れ替えをするとして、半年ちょっと(約15回分)になります。見えにくいですがボトルのラベルに1回分ごとの目盛りがついてます。換算すると1回300円。

うむむむ、インクジェットプリンターと同じような収益構造ですね。これをそのまま使っていたらベンタの思うつぼではないか。なんとかこのコストは下げるべく、代用品がないかと考えてみる。

ハイジェン液ボトル裏の説明の「contains(内容・組成)」のところに、cationic surfactants(陽イオン界面活性剤)が5&以下、water hardness stabilizer, auxiliaries(硬水調整剤、補助剤)が5&以下と書いてあります。効能書きでいうと、前者がフィルターと水とのなじみをよくしつつ雑菌の繁殖を防止し、後者がディスクへのカルシウム付着を抑えるわけですな。

陽イオン界面活性剤というのは「石けん百科」によると「逆性石けん」のこと[live-science.com]。大阪府立公衆衛生研究所のサイトに、市販されている逆性石けんのリスト[iph.pref.osaka.jp]がありました。

硬水調整剤ってのはなんだろうなあ。日本は軟水だからそもそもカルシウム付着はあんまり気にしなくてもいいんじゃないかという気もするけど、「水の科学エッセイ」[upp.so-net.ne.jp]によると、消石灰や炭酸ナトリウムを入れると水の中のカルシウムイオンと反応して沈殿するとのこと(ハイジェン液の白濁はこれか?)。

とりあえず逆性石けん買ってきて薄めておけばいいような気がしてきた。価格.com掲示板には柔軟仕上げ剤を使うという人もいるみたいですが、抗菌効果があるのかどうか。化学に詳しい方のフォロー激しく求む。


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2005年03月07日

菓乃実の杜のバレンタイン商品(?)

[ おいしい生活 ]

なんとなく、甘味ネタの人気が高いようなので今回はいただきものの「菓乃実の杜」のチョコレート。明治記念館がオリジナル商品をブランドにしているみたいですね。

菓乃実の杜外箱

サイト[meijikinenkan.gr.jp]もあるんですが今回の商品はリストに入っていないようです。バレンタイン時期だけの限定品だったのかも(限定といえばこないだまで伊勢丹に出ていたルルー(Le Roux)のキャラメルは美味でした。来年ネタにします)。

菓乃実の杜中身

ビターとミルクの合計3本セット。

kanomi03.jpg

これが断面図。なかにクッキーが入っていて、サクサクと食べられます。サクサクといっても乾燥した感じではなく、しっとりしていて、ちょっとおもしろい食感です。ふたつに折った時、生地が切断面から粉末で飛び散るのではなく、小さなまとまりになってポロポロ落っこちる感じ。音で書けば「ショクッ」。

伝わるかなあ。まあ、見つけたら買ってみてくださいな。


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2005年03月06日

アップルサポートとの死闘part3

[ 買い物の原則 ]

さて、行ってきましたクイックガレージ渋谷。いつものように愛想のないオジさん(いや、技術者は腕があるかどうかで評価すべきだと思いますけど)から、一週間前に渡したそのままの状態のPowerBookG4が帰ってくる。

ためしにPLUS YUさんに電話をして相談してみる。「交換は購入から1週間までなんです」。それはたしかに聞いていた話なのでしょうがないんですが、クイックガレージなんぞに持っていかず、先週のうちに送っておけば適用になったことが悔やまれます。

アップルサポートに電話。
「そちらで『持っていけば早い』と聞いて持っていったクイックガレージで修理を断られた」と言うと、「失礼しました。こちらですぐ修理の手配を」と数分待たされた後、「申し訳ありません、新しい機種なのでまだこちらでは修理できません」との答え。

「!?」

「この場合、こちらに送っていただいて、不具合を確認して、代わりに別の新品をお送りする形になります」

どうも、アップルでは新しい機種を投入する場合、「売るフェーズ」と「保守するフェーズ」があるみたいで、今回のPowerBookG4に関してはいま「売るフェーズ」にあって「保守フェーズ」が立ち上がっていないため、故障があった場合は修理せず新品と交換するしかないみたいなんです。ワタシの想像入っていますが、これが「新しすぎて修理できない」の意味。

だったら最初からそう言えよ!!! 電車賃と無駄にした一週間をあんたらが補償してくれんのかよ? あん?

「別の新しい物に替えさせていただきますがよろしいでしょうか?」

「よろしいでしょうか・・って、他にどうしようもないじゃないですか」

「恐れ入ります、それではお客さまの住所と連絡先のご確認を・・・」

まったく、今回はサポートにダマされました。iPodをきっかけにアップル製品を使い始められた方もいらっしゃると思いますが、もしかしたら新製品で似たような状況に陥る人も出てくるかと思って書き残しておきます。「サポートに電話する時は通話内容を録音しておいた方がいい」も買い物の原則に入れておきましょうか。


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