むかしの課題
:2006年08月

2006年08月29日

ペットがモノではないとするならば

[ まんぼうイズム , デザイン研究所 ]

麻布十番のとあるスーパーの出入り口に貼ってあった注意書き。

ペットのお持ち込みはご遠慮願います

これ、ペット飼ってるお客さんは怒るでしょう。「お持込み」ってアナタ、ペットは荷物扱いですかと。ペットを中に入れるのがダメというのは納得できても、モノ扱いされたらカチンと来るんじゃないでしょうか。

「お持込み」とか「ご遠慮」とか言葉遣いを丁寧にしたところで全然配慮になってなくて、こういう人が店長なのかと、少しガッカリするわけです。

しかもこの注意書き、なぜか「店内に向けて」貼られているんですよね。向こう側に自転車が見えますでしょ? デザインが間違ってる。

と、ひとしきりくさしたところで、「持込み」じゃないとしたらなんと言うべきなのかに迷うわけです。

「ペットの連れ込みお断り」「同伴NG」・・・うーむ。


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2006年08月27日

うまい長粒米「バスマティライス」

[ おいしい生活 ]

もう十数年前になりますが、日本中が米不足で大騒ぎして、タイからお米を輸入して、日本米とブレンドして売っていた年がありました。このブレンド米は非常に不評で、米屋によってはブレンドせずに別袋でつけたり(それでもタイ米を受け取らないような人もいた)、タイ米2kgを10円で売っていたりしたものです。

大学の学食でも「タイ米反対・日本の米を守れ」みたいな運動をやってて(これはちょっと政治的な背景があったみたいですが)、タイ米で安くておいしいメニューを作った方が賢いんじゃないかと思ってました。チャーハンとかね。

そもそもブレンドするっていう思想がなんかこう、統制経済っぽいセンスでいかんですね。政府が「おいしいブレンド米の炊き方」みたいな広報したりして。消費者の選択に任せればいいのに。

その後日本では米騒動は起こっていませんが、長粒米のあのポロポロ感が欲しいときもあって、わざわざ米屋さんに頼んでタイ米を買っていたりしてたんですが、先日カミさんが見つけてきた「バスマティライス」ってのがよさげだというので買ってみました。

バスマティライスの袋

「ペルシャ貿易」という輸入食品の専門店の通販で届いた5kg入り袋がふたつ。

糸をほどく

布の袋の口は糸で縫ってあります。かなり頑丈です。

バスマティライス

袋を開けるとそれだけでお米のいい香りが立ちます。さらに炊飯器で炊くと、家中においしい香りが充満します。米食民族の至福です。

レモンライスにしてみました。炊いたバスマティライスを、ターメリックと唐辛子でごく軽く炒めたものに、レモン汁を振りかけます。美味です。

レモンライス

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2006年08月20日

麦の甘みが旨い・函館の「社長がよく飲むビール」

[ おいしい生活 , マンボウぶらり旅 ]

ここ数回の函館ネタでもうひとつ。

函館の駅と倉庫街の中間ぐらいに、はこだてビールという地ビールが飲めるお店(「ブルーパブ」)があります。この「はこだてビール」というブランドのビール自体は函館じゅうのいろんなお店で買えるんですが、この「社長がよく飲むビール」ってのはブルーパブでしか買えないし飲めない(と思う)。

はこだてビール

ちなみに「はこだてビール」では何種類かのビールを造っていて、お店ではこんな風に少しずつの飲み比べもできますが、「社長がよく飲むビール」はセットに出来ません。

そのくらい特別扱いの「社長ビール」ですが、これが旨いんですよ。もともと普通のラガーよりはエビスみたいなコクのあるものが好きで、イングリッシュパブではエール、アイリッシュパブではギネスという人なのですが、これがもう何というか、麦の甘みと香りが凝縮した感じで。

「うにむらかみ」に行った帰り道、ブルーパブでカボチャのプリンをつまみに陶器のジョッキで出てきたのをちびちび飲ってると、ものすごく幸せになれます。

気をつけていただきたいのは、アルコール分が10%もあること。通常の2倍のモルトで、通常の2倍の時間をかけて熟成したそうで、それだけ発酵が進んでるわけです。甘い麦ジュースの感覚で調子に乗ってガブガブやると痛い目に遭うと思います。

帰りにおみやげにしようと思ったら、ブルーパブでしか売ってないというので、一生懸命持ち歩きましたよ。250ml入りのアルミの瓶。

社長のよく飲むビール

アルコール10%で、賞味期限は2週間。

能書き

うちに帰って調べてみたら楽天で通販している。ちょっとくやしいような、うれしいような。

幸せになれるビールです


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2006年08月14日

DIALOG IN THE DARK

[ まんぼうライブ ]

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』じゃないですよ。『ダイアログ・イン・ザ・ダーク(暗闇の中での会話)』。ドイツ語で言えばDIALOG IM DUNKELN。いや、そんなことはどうでもよくて。

9月12日まで、外苑前の梅窓院・祖師堂ホールで開催されているイベントです(インスタレーション、と、いうか)。完全に真っ暗な空間のなかに、野原や森や家やカフェがあって、その空間を真っ暗なまま、白い杖とガイドの声を頼りに8人一組で歩いていくという体験ができます。

ドイツで始まったこのイベント、たしか数年前から日本でも開催されていて、以前盲導犬育成の関連のお仕事[ocn.ne.jp]をしていたときに見つけて興味を持っていたんです。今回TBSラジオが主催ということでCMを耳にして、やっと参加することができました。

did_01.jpg

梅窓院・祖師堂ホールは外から見るとこんな感じで、竹に囲まれたモダンな建物です。

本人確認と受付を済ませると、腕時計や携帯電話など、音や光の出るものは一切ロッカーにしまって、順番を待ちます(1日20回×8人で160人参加できる計算)。

自分の順番が来ると、会場の手前の控え室で白杖(はくじょう)を手渡され、使い方を教えてもらえます。

そして会場へ。ガイドの人が中に待っていて、たまたまその回に居合わせた8人が、暗闇に足を踏み入れます。2〜3人のグループでいらっしゃった方もいました。

で、中にはいるとこんな感じ。

暗闇

いや、冗談ではなくて、実際こうなんですよ。夜寝るとき、目をつぶってもこんなに暗くないだろうってくらい、暗い。

一瞬平衡感覚もおかしくなった感じがする。とりあえずある程度広い空間なんだろうということは、わかる。

いつのまにか足元が草原になっている。「橋を渡ります」と言われる。どこにあるのか、どのくらいの幅なのかわからない。作り物の橋であること、踏み外したところでそんなに危険ではないだろうことは頭では理解できるけれど、実際の足元は不安で、歩幅はふだんの5分の1くらい、ほとんど摺り足のようになっている。

・・・この先を話してしまうとこれから行く人に悪いのでやめますが、とにかくいい経験であることは間違いないです。たぶん今後何度も、あの感覚を思い出すことになりそうです。

できれば昼間の回に行くのをオススメしますね。暗闇へのギャップが大きいですし、逆に会場から出たときまぶしくて目が痛くなるくらい、光を感じることができます。


で、本題。感覚とコミュニケーションって何なんだ、と。

もし、Dialog in the Darkのように、そもそも世界に光というものがなかったら(光というものを知覚することができなかったら)どうなるのか。

視覚が完全に奪われた状態で行動するとなると、その分聴覚と嗅覚、触覚が重要になりますよね(味覚は直接視覚の代わりにはならない)。さらに、その感覚で受け取った情報を元に、他社とコミュニケーションするとなると、通常は音声(言葉)で伝えるしかない。昆虫だったらフェロモンとかで交信できるんでしょうけれども。

で、その言葉ってのもあやしくて、目で見たことのないものを言葉で説明するのってものすごく難しいと思うんですがいかが? 「オレンジ」って言ったとき、みんな絶対頭の中にあの映像を思い浮かべてるでしょう? さあ、暗闇の中で私が「あ、これクマムシに似てる」って言ったとき、それ、伝わります? 「見た目」のない世界での、「美男」「美女」の基準ってどうなるんでしょうね?

大川興業[okw.co.jp]が『Show the BLACK』という公演をやっているんですよね(次回は10月)。これも真っ暗な中で行われる演劇なわけですが、客席で観客が気分が悪くなったりとか、誰か良からぬことをする輩がいたりするとまずいので、つねに暗視カメラ(ソニーのナイトショット[itmedia.co.jp]みたいなもんでしょうか)でスタッフが客席をモニターしているんだそうです。

これ、要するに、赤外線を知覚して処理する能力を持っていれば、「光のない世界」では超人的な情報収集能力を持てるということですよね。でも、その人が赤外線を使って何か表現しても、光としてはだれも知覚できないから、「なんとなく温かい」くらいの反応しか得られない。

比喩が伝わっているかどうか不安なんですが、「他人の見えないものが見えている人」が、同時に「それを他人にわかってもらえなくて苦しむ人」っていう構造は、程度の差はあれ人間みんなにある話なのではないのかなあ、と。

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投稿者 moriy : 00:43 | コメント (0) | トラックバック

「うに むらかみ」は裏切らない

[ おいしい生活 , マンボウぶらり旅 ]

前回の函館行で絶賛した「うに むらかみ」、再度おじゃましました。あいかわらずいい感じのお店です。

活ウニ

はい、活のウニです。海水の塩味があるので、そのままスプーンで食ってくれという形。コイツがまた、なんとか元の形に戻ろうとするのでなかなか難儀します。その様子を動画(380KB)で見たい方はQuicktimeでどうぞ。

変わり揚げ

続いて「変わり揚げ(だったかな)」。海苔や大葉にウニがはさんであって、それが揚げてあるという。パリッとした衣の中に、熱々でトロッとしたウニが隠れてます。

ホタテうに焼

これでもかと言うくらいのウニづくし、続いては「ホタテうに焼」。他のところであればマヨネーズかなんか使いそうなところを、甘くコクのあるウニを使うという。

murakami2006_04.jpg

〆はミニ二色丼。前回オススメした「北海丼」はメニューから消えていました。こけおどしのない、まともに旨い丼です。旅行で立ち寄るなら、ボリュームではなく、こういう質を求めるべきだと思いましたね。活イカ丼も話のネタにはなりますけど、食べ終わる頃にはいい加減飽きましたし、そのあとしばらく何も食べられなくなりましたから・・。

最近札幌にも支店[gnavi.co.jp]が出来たそうです。オフィシャルのWebサイト[uni-murakami.com]もご参照を。


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投稿者 moriy : 00:15 | コメント (0) | トラックバック

2006年08月02日

函館のミステリーサークル

[ そぐわない , マンボウぶらり旅 ]

五稜郭のタワーから下を見下ろすと。

道路上のタイヤ跡

なんでこんな、フィギュアスケートの規定演技のようなタイヤ跡がつくのかと。何をしてるんだね函館市民。