刀剣男子

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刀剣の第一発見者になった話(その5)

前回、ヘンドリッキさんのおかげで見事によみがえった短刀なんですが、この状態だとまだ問題がありまして。何かというと、刀身はきれいになったけれど、もともと刀身が収まっていた鞘の中に、錆が残っていると。例の繊維みたいにまとわりついてた赤錆ですね。...
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刀剣の第一発見者になった話(その4)

鑑定の難関を突破して、没収の危機を脱した、祖母の形見の短刀。(前回から続いてます)次はこのサビをどうにか落として、きれいな状態で保存したい。刀の研ぎ師さんって、検索するとそこそこいらっしゃるんですね。東京だからかも知れませんけど、意外と近所...
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刀剣の第一発見者になった話(その3)

前回、警察から発見届出済証を出していただきまして、次のハードルは東京都教育委員会。審査会というところで、美術的な価値を認められれば所持が認められます。じゃあその審査会ってなんなの?と調べるとこれも東京都のページ。参考:東京都銃砲刀剣類登録審...
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刀剣の第一発見者になった話(その2)

祖母の形見として私の手元に来た、錆びだらけの短刀。(前回から続いています)日本には銃刀法という法律がございまして、基本、刀とか銃を所持してはいかんのですよ。じゃあ包丁はどうなのよというと、包丁は料理という目的があって、その目的のために持って...
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刀剣の第一発見者になった話(その1)

2022年の2月、母親の実家から荷物が届きまして。中を開けるとこんなものたちが。財布みたいなものと、ヘソの緒でも入ってそうな桐の箱と、棒状の何か。母方の祖母が、数年前に104歳で亡くなりまして、その形見というか、生前に「これはあの子に」と、...