世界の海で、巨大イカが増える

Giant squid ‘taking over world’(巨大イカが世界を支配する)

News.com.au(ニューズコーポレーションのオーストラリアにおけるニュースサイト)の記事です。マンボウ関連リンクもあることですし、海洋生物の不思議を取り上げてもいいのかなと。食えるかも知れないし(^_^;)

なんでも、世界の海で頭足類(イカとか)が増えていて、生物量(バイオマス:生物として存在している質量)では人間より多いとか。原因としては他の種が漁獲により減ったことや、気候の変化が考えられると。

生物量として多い、なんてのは別に「ああ、そう」という話なんですが、ちょっと気持ち悪いのが「各個体のサイズが大きくなっている」ということと、それが環境変化によってどんどん加速しているということ。

ここ数年、タスマニアで大きなイカが出現したり(これは2002年の出来事)、カリフォルニアで大量のイカが打ち上げられたりしているらしい。(2004年)

以下記事より抄訳。

タスマニアのIASOS(南極・南洋調査機関)George Jackson博士は、イカは地球温暖化のような環境の激変の中で繁栄していると言う。

「イカは何でも食べるし、いつでも繁殖できて、一年中成長し続けるんです。
繁栄の原因としては、歯クジラ類やマグロのように頭足類を補食する生物や、ヒゲクジラ類のように餌を奪い合う相手が減っていることがあると考えられます。
おもしろいことに、イカはどれも短命です。オーストラリア周辺では200日以上生きた例を見たことがありません。
イカは(環境が良くなるに従って)指数関数的な成長速度を見せます。若い個体は特にそうです。水温が1度上がるだけでも、雪だるま式に巨大化します。
結果として成熟も早まり(繁殖を始めるので)、すべてのサイクルが加速していくんです」

国連食糧農業機関(FAO)は、過去25年、イカが地上に打ち上げられる数が、魚のそれをはるかに超えて増えているという主張を支持している。

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このイカ、種類はよくわかりませんが、こいつを美味しく食べる方法を開発すれば大金持ちになれるかも。楽天で探すと「函館いかづくし」なんてのもありますが、西洋人は食えなさそうなものばかり。

イカめしも・・・個人的には好きだけど世界的ヒットは難しいか。イカクッキーとか、イカスミキャラメルとか・・・イカスミカレーくらいなら行けるかな?

イカスミパウダー
お、イカスミと言えば、イカスミには免疫を活性化する効果があるらしい。だったら「あるある」とか深夜の通販番組でイカスミ特集やってもらえばいいじゃないか。そうすればイカスミパウダーを使った料理とかが紹介されて(゚Д゚) ウマー。そのうち「イカスミ健康法」とかいって本がでたり、「イカスミダイエット」が流行ったり・・・。


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3 Comments

  1. 山盛りさん

    すり身にしちゃえば見た目も怖くないし、調理方法の幅も広がりそうですよね。
    イカコロッケとかイカバーグ・・イカハム。。
    「イカハム」って響きがよくないですか?

  2. 山盛りさん

    すり身にして見た目はごまかせた。
    次はネーミングですね。
    「シーチキン」みたいな画期的なのはないでしょうかね。

  3. moriy

    ネーミング大事ですね。
    spiced ham→spamみたいな造語もよくないですか?
    squid ham→sqamで、pとqでみんな間違えて買ってくとか・・・間違えちゃまずいか。しかも本家は大文字だし(^_^;)。

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