最後のCDプレーヤー?TEAC VRDS-15買いました

これまた予告通り、ティアックのVRDS-15を買ってしまいました。これはもう、いままでの機械(VRDS-10)が壊れてしまったわけですからむしろ遅すぎたくらいで。

しかし純粋なCDプレーヤーってなくなりましたね。だいたいがDVDやSACDとのマルチプレーヤーで、DVDマルチの製品(パイオニアとか)はオーディオ売り場じゃなくてホームシアター関連売り場にあったりして。きょうの読売夕刊(だったかな)には菅野沖彦氏の「SACDで決まり」というようなコメントがありましたけど・・・。いま家庭でCDを聴くスタイルってどんなのがふつうなんですかね? みんなパソコンとかで聴いてるのかしらん? 何にせよもう純粋な「CDプレーヤー」を買うのはこれが最後になりそうな予感。

さて、オーディオに限らず「グレードアップは『倍』が基本」です。パソコンなら計算速度が倍とか、iPodならHDD容量が倍とか。技術的に成熟している製品とか、見栄で買うようなものであれば「価格が倍」ですかね。そうしないと、グレードアップの恩恵が充分に感じられないと思います。「1.2倍」とか「1.5倍」なんてのはただの「買い換え」であって、「変わった」ことはわかっても「よくなった」とは思いにくいはずです。倍のものが買えないなら、おカネを貯めるか、次のモデルが出るまで待つべきです。

で、VRDS-15なんですが、税抜き定価で言うと16万。VRDS-10が15万だったはずなので数字上は「買い換え」のレベルなんですが、CDの再生技術はこの10年ちょっとでどれだけ向上したのかと、価格差以上の期待もしていたり。

年末ヨドバシカメラで「1日に○万円以上まとめて買うとポイントアップ」みたいなキャンペーンをしていて、なおかつオーディオに関しては一部「送料無料」のキャンペーンもあって、このVRDS-15も対象機種になっていたわけです。

以前調べた楽天の安値で税込み・送料込みで94,000円でしたけど、年末のヨドバシは表示価格104,700円で15%のポイント還元。つまり実質88,995円。買った!

てなわけで、自慢がてら(^_^;)写真を羅列します。

外箱

外箱。「店頭品につき現品限り」とかではなく、メーカーから直送されてきたものです。

梱包

梱包材は発泡スチロール。わたし外箱は引っ越しや買い換えに備えて取っておくので、できればたたんでおけるもののほうがありがたいんですが、回転部分のある精密機械ですからしょうがないんでしょうか。

厳重な包装

さらに二重の梱包。袋を開けてもまた袋。

VRDS-15

やっと登場、銀の精悍なボディです。

VRDS-10とVRDS-15の前面パネル比較

いままで使っていたVRDS-10と外観比較してみましょう。ボタンの位置が多少変わっていますが、基本的にリモコンで操作するので、OPEN/CLOSEの位置が変わっていなければOKなのです。
こうやって比較してみると、VRDS-10(上の金色のほう)はトレーのまわりやプレイボタンのまわりの黒がすごくアクセントになってますね。高級感とか統一感でいうとVRDS-15は数段上に見えます(個性・味がないとも言える)。

VRDS-10とVRDS-15の背面パネル比較

背面パネルです。バランス端子が増えて(使わないけど)、RCA端子(ふつうのピンケーブルのヤツね)が高そうな部品になってます。電源ケーブルは直づけから取り外し式に。

前面斜め上

前面のななめ上からの図。VRDS-10にはあったのぞき窓(VRDSのメカニズムが動いているのが見える)がなくなっています。別に何の役にも立たないし、加工が面倒でしょうし、無駄と言えば無駄なんですが、その無駄がけっこう楽しかったんだよなあ。

あと、VRDS-15の前面パネルがものすごく厚いのわかります?15mmのアルミ板ですよ。背面の端子とかこのフロントパネルとか、10年前より安くなっているとも思えないんですけど、ふつうに使ってますね。こんなにぜいたくして大丈夫なのか?

トレーのすき間から

別に信用していないわけではないですが(^_^;)、トレーのすき間からのぞくと、ちゃんとVRDSのディスク(矢印部分)が入ってます。

ラックの中へ

セッティング・・・といってもSTAXのSRM-T1とつなぐだけ。青いLEDがいいですね。これも10年前はなかった色です。

ここ数ヶ月じっくりCDを聴けなかった反動もあって、古いCDも引っ張り出して聴いてます。音の印象は、ふつうのガラスがクリスタルになったような感じ。空気の透明度が上がったというか・・・悪く言えば音が硬くなったのかも。

もともとワタシは弦楽器のピッキングとか打楽器とかの「アタック音(鳴り始めの音)」重視で、軽い振動板・小さいスピーカー好きなのです。STAXのイヤースピーカーというのもそういう系統の音が得意なんですけれど、それがさらに強まったみたいです。あと、定位が少し変わったような感じもしますね。正確に言えば定位自体は変わらないんでしょうが、空気が澄んだのとアタックがはっきりしたことで、いままで見えていなかった楽器の動きが見えてきたんでしょう。

ま、10年以上前のプレーヤーとの比較なのであんまり参考にならないですかね。個人的にはいまのところ非常に満足している買い物です。

イヤーパッドの接着面

・・・と、一日何時間も聴いてたら今度はイヤースピーカー(STAX SR-Λ Signature)のパッドの接着が弱くなってずれてきました。これは何か? SR-007オメガを買えってことか?(注:メーカーに頼めばパッド交換可能です。)


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