金鶴というのは、佐渡の加藤酒造というところのお酒であります。で、このブランドで全国新酒鑑評会の金賞を取ったというのがこの「金賞受賞酒」。
全国新酒鑑評会というのは、「独立行政法人酒類総合研究所」というところが行っている「新酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質向上に資することを目的」とした唯一の会だとか。審査をするのは酒造会社の人とか微生物系の研究者の方、あと国税局の鑑定官（という公務員がいるんですな）が多いです。
平成15年酒造年度の結果を見ると、出品が1049点、そのうち278点が金賞。この年どんなお酒が金賞を取っているかというと、新潟では「八海山」「雪中梅」あたり。有名な「越乃寒梅」は出品・入賞していますが金賞になっていません。
そんな金鶴の受賞酒なんですが、これがうまいわけです。なにしろ香りがいい。飲み口はさらっとしていて、香りが残る。すっと入って変な酔いもしません。
一本頂き物で飲んで気に入ったので、あとで自分でも注文したんですが、一週間で四合瓶を飲みきってしまいました。楽天あたりでも佐渡のお酒を扱っているお店がありますが、ここではすでに売り切れですね。「受賞酒」と呼べるのは出品したのと同じ貯蔵容器に入っていたものだけだそうなので、その分が無くなればおしまいというわけで。
ちなみに「全国新酒鑑評会」は、一般の人も参加できる「公開きき酒会」なんてのもやっているそうです。一般といっても流通関係者や飲み屋みたいな業界の人が対象みたいですが、「清酒に特に関心のある者」でもいいそうなので、行ってみても面白いかも。
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新潟のお酒って美味しいですよね。久保田の万寿を飲んだときは感動してしまいましたが……。越乃寒梅が金賞を取ってないってのは意外な気がしますね。
金鶴は機会があったら飲んでみようかと思います～
コメントありがとうございます！
お好みにもよりますが、金鶴はおすすめですよ。
いま久保田の20周年記念生原酒ってのを飲んでます。
生酒は酔いが強いので、そんなに消費が速くなりません。このお酒のこともまた書きます。