ウィルコムWX320Kのユーザビリティを考える

カミさんが320Kを買ったんです。名機京ポンの後継機で、なかなかレスポンスもよく、いい感じの端末であります。

ただ、メールの作成におけるユーザビリティに抜けがある気がする。

メール作成画面で、本文を半角カナモードで作成する場合の話です。ためしに「ヘンカン」と入力してみます。

WX320Kのメール作成画面

さて、これのどこがおかしいでしょう?

最後の「ン」の文字が反転してます。ふつうコレって、変換途中(確定以前)という表示ですよね。で、ここで「確定」ボタンを押すと、

WX320Kのメール作成画面

こうなる。反転がなくなり、画面下に「確定」「戻る」という選択肢が出てきました。

なぜ、半角カナで入力しているのに、さらに「確定」が必要なのかと。漢字かな入力以外では変換自体できないのに、なぜ「確定」しなければならないのか。なぜ1クリック余計に要求するのかと。

さらに、ここで「確定」を押すと

送信待機画面

「戻る」を押すと

送信待機画面

になります。

これ、両方同じ画面(送信スタンバイ)になります。これを「戻る」と呼ぶにせよ「確定」と呼ぶにせよ、どちらを押しても同じ画面に行くなら、余計な選択肢は出さないほうがいいのでは?

言葉の使い方もおかしい。私ならこの画面に移るためのボタンの名前は、「決定」か「OK」にします。決して「キャンセル/リセット」的雰囲気のある「戻る」や、かな漢字変換で使っている「確定」ではないはず。

このゆるい設計のおかげで、日本中でどれだけの320Kユーザーの時間が無駄になっているかと思うと・・・。


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