iPodは音楽ライフを変える

iPodといえば、iTunes Music Storeの日本版はまだなんですかね?

すでに日本でもいくつか音楽配信サービスが始まっていますね。ソニーとかエキサイトとか。どれもiPodではそのままでは使えないと思いますが・・・。

とある音楽サイトの関係者(音楽制作側ではなく、ビジネス側の人)が、iPodが売れているという話になったとき、あきれたように「あんな何千曲も入るっていったってねえ。聴いてられないでしょ? それより(と256MBくらいの小さなMP3プレーヤーを見せて)うちの曲が聴けるこっちの方がいいんじゃないですか?」てなことを言ってました。

バカじゃないか、と思いましたね。その曲数を聴ききれるかどうかの話じゃないだろうと。1万曲入るっていうのはほぼ「その人の音楽人生すべてが手のひらに収まる」という意味だろうと。

iPodでAppleが提起したのは量の問題ではなく質の問題だと思うのです。単なるCDからHDへの記憶媒体の変化ではなく、音楽を買ったり聴いたりする人の態度の変化。

音楽やラジオって、ものすごくパーソナルなメディアですよね。だれもが深夜ラジオとか、なつかしい曲に思い入れを持ってる。iPodに何百時間分ものオーディオファイルを入れて持ち歩くってことは、言ってみればその人の人生そのものを持ち歩いてるわけで(しかもそれがモノとして感情移入できるだけのデザイン&インターフェイスのクオリティを持っている!)。そしてiTMSによってiPodが事実上、古今東西のすべてのオーディオファイルとつながっていく。人と音楽(を中心としたオーディオコンテンツ)とのつきあい方を変える可能性を秘めたモノの登場で、ビジネスも大きく変わるはずだと思うんだが。

件のお偉いさんも、「・・・聴いてられないでしょ。ってことはそのときの気分にあった曲を検索・推薦するユニークな方法を発明したら面白いと思いますねえ」とか何とか言って欲しかったわけですよ。わたしは。

ともかくこういう連中が相手です。Appleさん、まだまだ間に合いますよ。


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