CIWマスターに挑戦(第2段階・CIWサイトデザイナー)

マスターCIWデザイナーを目指したお勉強レポートの続きです。第2段階、CIWサイトデザイナー試験を受けてきました。

CIWサイトデザイナー得点表

試験は90分で全70問。そのうち60問が採点対象になって、75%正解で合格となります。私の成績は得点80%で、前回のCIWファウンデーションでの97%と較べたら、ギリギリ通過という感じでしょうか。

CIWサイトデザイナー得点表拡大

前回紹介した『インターネット国際資格の取り方—CIW資格ガイド+予想問題』[amazon.co.jp]では、予想問題が20問しかなく心許なかったので、今回の事前勉強には公式コースウェアのテキストを使いました。

CIWサイトデザイナーのテキストはローソンのロッピーから申し込んで28,350円で買いました。ちなみにその他のコースのテキストも日立ソフトのページ[hitachi-sk.co.jp]から買うことが出来ます。

申し込んでから数日後、テキストが送られてきます。デザイン方法論に関するテキスト1冊と、実習用テキスト(FrontPage、Dreamweaver、Flash、Fireworksなど)2冊、あとJavascriptやXMLなんかの言語関連の1冊。

試験対策を前提とするなら実習ものはすっ飛ばしても大丈夫だと思います。今回の試験では「Dreamweaver3で対応していない機能を選べ」みたいな問題が1問だけ出ていましたが、この実習をやっているかどうかはあんまり関係ないです。

もちろん、Webマスターを名乗る人ならこういったアプリケーションの基本操作は知っていた方がいいと思いますけど、このテキストより市販のHow To本でいいものがありますからそっちを使ってください。

で、テキストを一通り流して、前回ほどではないにしてもそこそこ行けるに違いないと思って試験当日。テストが始まってみると、これがなかなか手強い。

ファウンデーションと違って、「問題集そのまま」みたいな問題がなく、また、テキストにもそれほど沿っていると思えない問題が多い。

いや、言い訳に聞こえるかも知れませんけど、悪問だらけです。個人的意見としては、方法論テキストの中での「ユーザはサイト閲覧の際、自分の時間を投資している」なんていう話は非常に重要だと思うんですが、そういう本質よりも枝葉末節を聞く問題が多い。

問題「○○さんは、段落の冒頭を17ピクセルインデントしたいと考えている。その方法として適しているものを選べ」
で、答えは
<IMG SRC="transparent.gif" HEIGHT="2" WIDTH="17">テキストテキスト・・・。

ちょっと待て。そもそもピクセル単位でインデントが必要なシチュエーションって何よ? まあ、このテストのカリキュラムはバージョン4のブラウザ前提で作られているようなところがあって、実践の話になると透明gifとテーブル使いまくりなんで、いいっちゃいいんですけどね。同じテキストの中で、フォントタグじゃなくてちゃんと見出しタグを使えみたいな立派なことも言っているので、もったいないけれど。

あれ、さらにちょっと待て。「transparent.gif」が透明gifだっていう説明がどこにもないぞ。「transparent」って書いてあるgifだったりするかも知れないのに、「インデント」だとなぜ言える?

また、「ページ」を「パージ」と書いたり「〜から」が「〜かた」(だったかな)になっているような単純な校正ミスも多数。

問題文の中で「フォントを指定したい」という表現があって、普通これを読めば<FONT FACE="">とかスタイルシートのfont-familyの話かと思うんですが、選択肢を読んでいるとどうやら「フォントサイズ」のことを言っているらしく、それを相対的な大きさで指定するにはどうしたらいいかという問題らしい。つまりは<FONT SIZE="+2">とかの話。でもこれがあっているかどうかものすごく不安なんですよ。実際答え合わせできるわけではないので、もしかしたら間違っていたかも知れない。

英文の直訳ならまだ何となく原文を想像することもできるかも知れないけど、そういうのとも違う。

このテストだけ受けて「Webマスターでござい」と言われてもなあ、という感じがしてきた・・・。


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