いまこそ働き方を変えるチャンスかも

ここのところ毎日5時起きで出勤してます。電車すいてるし、オフィスも静かで能率的です。(もちろん暖房は切ってるし、照明も自分のところだけにしてますよ)

最近薄さが目立つ日経MJの3月21日号「底流を読む」に、編集委員の長田正さんという方が「電力危機で変わる消費」という文章を書かれています。

要は、「豊かさの追求」を錦の御旗に原発をあちこちに作る時代は終わった、これからは再生可能エネルギーと分散型電源の活用を考えねば、という話。大枠納得なのですが、その中に気になる部分が。

日本人のライフスタイルは劇的に変わる。24時間営業の店に未明からふと立ち寄ったり、テレビ通販の魅力に負けて衝動買いしたりするような行動が共感を得つづけるとは思えない。

いやいやいや、共感とかそういう話ではなくて。

論点は、今後大規模な発電設備を持たないとするなら、夕方のピーク時の電力供給をどうマネージすべきか、ということですよね。夏なら昼過ぎの暑い時間。

例えば、業種ごとに勤務時間を変えるとか、日本全体で1日3交代制の生活を送ることにすれば、電力消費も分散して、ピークが下がるんじゃないか、というような工夫をすることでしょ。(単純に3つに分けても、日本中一気に夕方は来るので、ピークがまったく消えるわけではありませんが)

そう考えれば、夜中の電気が余っている状況であれば、コンビニも、通販番組も、世の中を効率的にしてくれるわけで、単純に批判するべきではない。

みんながテレビ見ている時間帯に見ない、みんなが洗濯機回している時間帯に使わない、効率化できるならみんなで一緒に使う(照明を使うなら同じ部屋で作業する)とか、こういうことを意識せずに実現できるような仕組みを考えるべきでしょ。

それは仕事の仕方を変えることでもいいし、技術だっていい。太陽電池は夜は使えないけど、でっかいコンデンサやフライホイールに作った電気を貯めておけるんなら、そういうことを考えたっていい。

妙な感傷で反省っぽいことを言うよりも、工夫した方がいい、と思う。


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