地球を覆い尽くす髪の毛

美容院とか行きますでしょ。

髪の毛切った後にシャンプーするじゃないですか。けっこう髪の毛が流れて行くんですよね。あれはどこに行くのかと。

で、髪の毛ってかなり丈夫で、1本の毛で100gを支えられる。すなわちアルミニウム並の強さだとか。

ミイラになっても髪の毛は割と残っていたりして、耐久性も抜群。エジプトの3300年くらい昔のファラオ、ラムセス2世のミイラにも髪の毛は残っている[wikipedia.org]ってことは、放っておいても3000年くらいは保つんじゃないか。

と、いうことは、ですよ。

世界中の人が、切ったり抜けたりした髪の毛を焼かないで捨てておいたら、うまくいけば3000年間たまり続けるんじゃないかと。

計算してみました。

頭髪の直径:0.08mm
断面積:0.0048mm2

頭髪の伸びる速度:1ヶ月10mm、年間120mm
1年分の頭髪1本の体積:0.576mm3/年

人の頭髪の本数:10万本
1年分の頭髪の体積:57600mm3=57.6cm3

この先3000年の地球の平均人口を200億人とする。
トータルの頭髪の産出量:57.6cm3×200億×3000年
=3,456,000,000,000,000cm3

一方、地球の表面積(地表面)は
148,890,000km2
=1,488,900,000,000,000,000cm2

さっきの3000年分の髪の毛を敷き詰めると、厚さは
=0.02mm

さっき出てきた頭髪の直径:0.08mm>0.02mm

結論。人類がこの先3000年髪の毛を伸ばし続けても、地表面を覆い尽くすことはない。

ということで次回、「世界中の男が剃ったヒゲが海溝を埋めてしまう可能性について」お楽しみに。


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